情報誌 フラメンコ研究所 テレツサ

カディス、20106

CIFT

Nº3, vol 3: pp 26-31

ISSN: 1989-1628

オリジナル原稿

Biomecánica del baile flamenco. Análisis de los tiempos de pausa y actividad.

Biomechanics of flamenco dance. Analysis of the rest and activity periods.

フラメンコ舞踊のバイオメカニック 静の時間と動の時間の分析

アルフォンソ・バルガス・マシーアス

ホセ・ルイス・ゴンサレス・モンテシーノス

主任教授 ヘスース・モラ・ビセンテ

  1. フラメンコ研究所 テレツサ、スペイン、カディス

  2. カディス大学教育学部、スペイン、カディス

Email: vargas@flamencoinvestigacion.es

翻訳

石田 眞貴子

日本大学生物資源科学部 

Email: adelfa@bd6.so-net.ne.jp

入稿2010429 校正201051 承認:2010510 オンライン出版:2010514




Resumen  En este artículo se ha estudiado los períodos de actividad y descanso en el baile flamenco. Se han grabado y analizado los bailes de 6 bailaoras profesionales que voluntariamente han participado en este estudio con una edad media de 24 + 6,06 años, un peso medio de 58,84 + 2,25 kg y una altura media de 166 + 6,67 cm. La duración media de los bailes es de 457,67 + 70,77 s. Se ha contabilizado como tiempo de pausa aquellos segundos durante los que no se efectuaban ningún zapateado, estos períodos tienen una duración muy corta que oscila entre 1 y 15 s. La duración media de los tiempos totales de pausa durante los bailes ha sido de 32 + 2,10 s, lo que equivale a un 6,99% del tiempo total de baile. Por el contrario, los períodos de actividad (segundos durante los que se efectúa al menos un zapateado) son bastante más largos, de hecho un 26,29% del tiempo de baile se distribuye en períodos de una duración superior a 120 s. La duración media del tiempo total de actividad durante los bailes ha sido de 425,67 + 41,3 s, equivalente a un 93,01% del tiempo total de baile. Los períodos de actividad superiores a 31 s suelen continuarse con períodos de pausa igual o mayores a 3 s. Pensamos que estos resultados son la base sobre la cual poder programar la preparación física específica de bailaoras de flamenco.


Palabras Clave  Baile flamenco – Biomecánica – Tiempo de pausa – Tiempo de actividad – Bailaora – Zapateado


レジメ

ここではフラメンコ舞踊の動の部分と静の部分の時間についての分析を行う。この調査は、任意で参加した6人のプロの女性舞踊家のバイレを撮影し、分析を行ったものである。彼女らの平均年齢は24 + 6.06歳、平均体重は58.84 + 2.25 kgであり、平均身長は166 + 6.67 cm.である。バイレの平均的な長さは457,67 + 70,77秒であった。静の時間をサパテアードをひとつも踏まない部分と考えるとその時間は非常に短く、だいたい1秒から15秒の間であった。バイレ全体のトータルでの静の時間の平均は32 + 2.10秒でバイレ全体の時間の6.99%に相当する。反対に動の時間(1回でもサパテアードを踏んだ秒数)はかなり長く、実際、26.29%はその長さが120秒を超えるものであった。バイレにおけるトータルの動の時間の平均は425.67 + 41.3秒であり、バイレの実に93.01%にあたる。31秒を超える動の時間の後はだいたい3秒前後の静の時間がくる。これらの結果はフラメンコの踊り手に特化したトレーニングプログラムを作成する上でのベースのデータとなる。

キーワード:フラメンコ舞踊―バイオメカニクス―静の時間―動の時間―女性舞踊家―サパテアード


Abstract  Rest and activity periods in flamenco dance have been studied. in this article The dances from six volunteer professional flamenco female dancers (average age 24 + 6,06 years old, average weight 58,84 + 2,25 kg and average height 166 + 6,67 cm.) have been recorded and researched. The average duration of dances has been 457,67 + 70,77 s. Rest periods (number of seconds without footwork) are very short, from 1s to 15s, and during all the dance, the average duration is only 32 + 2,10 s (6,99% of total dance time). On the contrary, activity periods (number of seconds with footwork) are much longer. A 26,29% of dance time takes place in periods longer than 120 s. The average activity time is 425,67 + 41,3 s (93,01% of total dance time). Rest periods equal or longer than 3 s are usually after activity periods longer than 31 s. These results are very important for developing flamenco dance fitness.


Keywords  Flamenco dance – Biomechanics – Rest period – Activity period – Flamenco female dancer – Footwork



はじめに

フラメンコ舞踊は競技スポーツに相当するエネルギーを要求するバイレであり1、そのためフラメンコ舞踊に特化したトレーニングが必要不可欠である2。フラメンコに対応するプログラムを作成するために、他のスポーツと同様に踊っている最中にどのような身体的、生理学的、バイオメカニクス的あるいはエネルギーの要求があるかを知る必要がある3。この意味で、身体活動のバイオメカニクスによるアプローチはその後のトレーニングシステムを考えるという目的のためになされるものであり4、ここではフラメンコを踊っている間の静の時間と動の時間を分析した。このことによりフラメンコ舞踊が要求するエネルギー値を知ることができるだろう3

バスケットボールであれバレーボールであれ、フラメンコ舞踊のようなスポーツ以外の身体的活動においてもトレーニングの目的は、スポーツ選手や踊り手がより効果的にその競技や踊りに適した身体能力を身につけるためになされるものであり、その競技あるいは身体的活動に適した刺激を与え効果的に身体能力を向上させることにある。身体に与える刺激は、そのボリューム、組み立てにおいてそれぞれ特徴がある5,6,7,8。又、レベルが低すぎるとトレーニングにならなないし、反対に刺激があまりに強すぎると疲労感を伴うオーバートレーニングの状態になる。

フラメンコ舞踊は2つのかなり異なる要素からなっている。ひとつはブラセーオと呼ばれる腕と上体の動きに集中する部分である。それはゆっくりとした静かな動きとなり、ギターの音色(ファルセータ)やカンテ(歌詞)を邪魔しないものである。もうひとつはサパテアードの部分である、ここでは脚の技に集中し、最も多くのエネルギーが必要とされる部分である9。そこで、ひとつもサパテアードを行わない、つまりブラセーオなどの静の時間とサパテアードなどを行う動の時間について分析を行うこととする。



素材及び方法


対象者


平均年齢が24 + 6.06歳、平均体重が58.84 + 2.25 kg,平均身長が166 + 6.67 cm6人のプロのバイラオーラについての分析が行われた。彼女たちのフラメンコを踊り始めたときの年齢の平均は8.4 + 5.68歳である。

参加者はこの調査に賛同した者達であり、そのプロセスについてはあらかじめ書面での説明がなされており、完全に任意の参加であり、彼女たちが受ける唯一の恩恵というのは自分たちの踊りの特徴を明らかにした個別の報告書だけである。参加者は下記の条件を満たしていなければならない。


  1. 成人である。

  2. 障害がない。

  3. 調査の妨げとなるような薬物の摂取はしていない。

  4. 10年以上のフラメンコのバイレの経験がある。

  5. ここ5年以内はダンスカンパニーやバイレのグループあるいは個人でフラメンコ舞踊のプロとして活動している。

  6. 月に最低でもフラメンコの舞台に2度は参加している。


分析方法

すでに様々なスポーツでの負荷を測定するのに有効であるため採用されている間接的手法である映像分析を用いることとする7,10,11,12,13。この手法の利点は手頃である、何度でも繰り返し映像を必要に応じて見ることができる、データを移動しやすい、保存しやすい、経済的であることなどである。さらに、最近のビデオカメラは映像を即時に、かつたやすくデジタル化し、解析のソフトを使用し映像を分析することが出来る。このシステムの不利な点は撮影できるコマ数が少ないということである、ヨーロッパで使用されているパルシステムに対応したビデオカメラは毎秒25コマの撮影(50fps)となり、それに対し、映画用のカメラでは100-150、高速カメラでは毎秒500コマ以上が撮影される14。しかし、我々が分析を行うのはスポーツの一瞬の動作の分析ではなくバイレ全体の分析であり、その速度は毎秒25コマ以上となることはなく、0.04秒の正確さがあれば十分なのでこのコマ数が分析のマイナス要因となることはない。

サパテアードの部分が最も負担がかかりエネルギー消費の激しいところなので、この部分を集中的に分析することにする。又、サパテアードをひとつも打たない部分を静の時間、サパテアードを打つ部分を動の時間と考えることとする。

バイラオーラには公演のときのレパートリーとなっている踊りを1曲踊ってもらうこととした。曲目、長さなどについては、フラメンコの特質上限定したり、一定の基準を設けたりせずに調査を行った。同じ曲を同じ人に踊ってもらっても、同じ時間でバイレは終わらないし、実施されるテクニックも同様のものではない。スポーツ競技のようにプロの踊り手の動きをそのまま受け入れた。

撮影は常に同じ方針で行われた。まず、撮影したコマでサパテアードを数える作業をやりやすくするために踵の底と後部に白いマーカーを貼った。バイラオーラの立ち位置については、まず、部屋の鏡の位置がバイラオーラの左側にあるように、観客の位置が彼女らの正面になるように、そして最後にビデオカメラを持った分析官が常に踊り手の右側に位置するようにした(写真. 1)。踊り手が回転をしたり、移動したりしても、バイレ全体をこの側面から撮影した。鏡は映像分析中に踊りの動作の判別が難しい場合の補助とすることとした。通常、バイオメカニクスの分析に使用する映像は定点撮影となる7,14。しかしグティエレス等6の述べるように、分析する動作のタイプにより採用される録画技術は異なってくるものである。我々の取った方法はバイラオーラとカメラとの位置を変えること、すなわち、より明確に撮影するために焦点を合わす距離を変化させたりするもので、この方法は後の分析を容易にするために選択された。撮影された映像を分析する際に最も良い映像は横の動きに関しては踊り手の右側で踊りの動きに合わせて床に設置したカメラを動かし、縦の動きに関してはズームで調整するようにした。また、サパテアードと心拍数の関連性を確かなものにすることが出来るように心拍計のデータも収集した。



写真1バイレの録画方法。バイラオ-ラ マリ・ロドリゲス

ビデオはDVビデオ エンコデール。映像の処理率は14.150キロバイト/秒で、録画能力は9.544 キロバイト/秒であった。

伝統的にスポーツビデオを研究するためにはマグネットスコープ(1コマ2フレーム)が使用されてきた14。現在はパソコンがより便利で経済的なものとして考えられている。この分析ではUlead VideoStudio v-6.0のソフトが使用された。映像は毎秒25コマ映像化することのできるDVD-PAL設定でMPEGアーカイブで編集された。この方法ですべてのバイレを一コマ一コマ分析することが出来た。忍耐のいる仕事だったが精確にフラメンコ舞踊のデータを得ることが出来た。Windows対応のMicrosoft Excel 2000のコンピュターサポートを使用し、サパテアードを打ったコマと分、秒を記載するフォームを作成した。この分析には11.500コマの映像が使用された。



器具


記録の段階では機種番号DCR-HC 30 E、パルシステム対応のソニーのビデオカメラが使用された。データのパソコン導入は、従来のUSB使用よりもより優れた映像を取り込むFirewireを使用して、ロペール社製PC-CARD タイプ II, モデル IEEE 1394のキャプチャカードを使用して行われた。映像を取り込む際に使用されたソフトはPinnacle Studio v-8.12で、コマの視覚化にはULEAD VideoStudio v-6.0が使用された。



統計分析


統計分析にはWindows y Microsoft Excel 2000SPSS 14.0ソフトが使用された。カテゴリー変数、パラメータ、量的変数を用いて収集したデータの平均や分散、標準偏差などを計算して分布を明らかにし、データの示す傾向や性質を把握する記述統計を行った。





結果


フラメンコ舞踊の平均的な長さは457.67 + 70.77秒である。


1: 静の時間の結果

時間()

静の時間の回数の%

バイレ全体の長さに対する%

1

66.67%

2.48%

2

13.73%

1.02%

3

10.78%

1.20%

4

3.92%

0.58%

5-10

2.94%

0.69%

11-15

1.96%

1.02 %


2: 動の時間の結果

時間()

動の時間の回数の%

バイレ全体の長さに対する%

0-10

53.70%

5.94%

11-20

13.89%

.8.08%

21-30

12.04%

11.73%

31-60

9.26%

15.40%

61-90

3.0%

9.91%

91-120

3.70%

15.66%

>120

3.70%

26.29%


3: 静の時間と動の時間の平均


バイレへの 出現回数

バイレの中でのトータルの長さ()

バイレ全体の長さに対する割合

最短時間 ()

最長時間 ()

静の時間

17 + 6.93

32 + 2.10

6.99%

1

15

動の時間

18 + 6.93

425.67 + 41.3

93.01%

1

274





Fig.2 女性フラメンコ舞踊における静の時間と動の時間の割合






論点

分析を行ったバイラオーラの舞踊の長さの平均は457.67 + 70.77秒であり、以前行った分析ではその時間は少し短く374.21 + 125.64 1であった1。ひとつのサパテアードも行われなかった時間を静の時間、あるいはバイレ中の回復の時間と考え5、それはバイレのブラセーオの“シエレ”の部分と一致し(写真3)、だいたいそれに費やされる時間はひとつのバイレにつき平均、32 + 2.10秒で、バイレ全体の6.99%にあたる。他の種類のダンスでこのような分析が行われたことがないことからスポーツとの比較が唯一できるものである。アルゼンチンのバレーボールのクラブリーグのプレーヤーを対象に行われたエスペール15の研究によれば、静の時間は全体の74.5%,試合時間の平均がだいたい1時間半で、平均が7分半のフラメンコバイレよりも長いとしても、フラメンコ舞踊の静の時間よりかなり長い。男性のバスケットボールの選手を対象としたものにコリとファイナ16の研究があるが、それによると選手が止まっている時間は試合全体の時間の3,2% (ゲームメーカー)8.2% (ウイング、センタープレーヤー)であったが、ミラー17の同様の研究では28% (ゲームメーカー)33% (ゲームメーカー)となっている。

3 バイラオーラのアナ・パルマより譲られたクラウディア・クルスによるブラセーオのポーズ 



前述の静の時間の長さは1秒から最大15秒である。最も多く出現する静の時間は1秒で、具体的に言うと66.67%静の時間がそれにあたるが、それはバイレ全体の2.48%に過ぎない。フラメンコ舞踊は回復時間が短く、非常に運動量の多いバイレである。このことからアネロビック(無酸素運動)のエクササイズがより適しているし1、短い時間でのコンディションの回復ということを念頭においた身体的準備をしておかなければならないということが出来る。ブラセーオに対しサパテアードの時間帯が増幅しているという現在のフラメンコのバイレの特徴を考えると、長い静の時間を取れる状況は非常に限られている9

具体的に述べると、5秒から10秒の回復時間は全体の2.94%であるのに対し11秒から15秒のインターバルは1.96%と減少している。



動の時間に関しては、何らかのサパテアードを実践した時間と考えると、全体の93.01%に相当し、その平均は425.67 + 41.3秒となる。このパーセンテージはプロのバレーボールプレーヤーの25.5%であるのに対しかなり大きいものであり15、どちらかというとコリとファイナ16により記録された96,8% (ゲームメーカー) y 91,8% (ウイング、センタープレーヤー)、ミラー17がはじき出した72% (ゲームメーカー) y 67% (ウイング)に近いものである。動の時間は1秒から最長で274秒であり、それは4分半を超えるサパテアードを意味し、あらたに、フラメンコ舞踊の要求する運動エネルギーというものがいかに大きいものであるかを示すデータとなっている。重要なのは120秒以上のサパテアードがバイレ全体の26.29%であり、11秒以下のサパテアードは5.94%であるということである。


又、31秒以上のサパテアードの場合は、よく3秒以上の静の時間を伴ということであり、又長いサパテアードはバイレの最後の部分にあり、その後は最後の休止となるということも重要なポイントである。



結論


今回の分析結果はバイラオーラが体力、テクニック及び振付を考える上で重要な参照事項になったことと思う18。この分析結果から導き出されたことはバイレ全体の1/42分を超える動の時間の長さに対し静の時間が極端に短いということである。フラメンコ舞踊に対して行われたこのような分析は他のダンスにおいてもなされるべきである。参照文


参照文献

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